SASによる因果推論入門:傾向スコア解析 Duration: 1 日間 JPROSCBS : JPROSCB
ランダム化比較試験は、治療や介入の効果を検証するための最も強力な研究デザインの一つですが、現実にはランダム化が不可能だったり、結果の一般化には不十分だったりします。そこで、ランダム化を伴わない観察研究もこうした評価に不可欠となりますが、「交絡」とよばれる現象のために結果にバイアスを生じる可能性があります。本コースでは、「交絡」の調整を目的として観察研究で使用例の増えている傾向スコア(プロペンシティスコア)の正しい理解と、基本的な解析方法(層別、マッチング、重み付け)の理論的・実践的解説を行います。また、特別コース「SASによる応用的因果解析」の入門的位置づけとして、Proc PSMATCHも一部演習に取り入れます。 講師は、「東京理科大学 工学部情報工学科 講師 篠崎 智大 氏」が担当します。 Who Should Attend SASを用いた観察研究データの統計解析業務に従事する方 Prerequisites SAS Products Covered SAS/STAT Course Outline 因果推論の基礎 因果効果ランダム化比較試験観察研究と交絡交絡変数とその調整交絡変数交絡変数が全て測定されている仮定層別解析傾向スコア層別解析の他の見方:傾向スコア傾向スコアのバランス特性バランス特性を活かした傾向スコア解析傾向スコアを用いた解析傾向スコアの層別傾向スコアマッチング傾向スコアによる重み付け 傾向スコアモデルを用いた解析Proc PSMATCH傾向スコア調整、マッチング、重み付け傾向スコアモデリング※ 内容は予告なく変更する場合があります。
|